cxray で falco のルールを生成する

以前 は BPF を使ってコンテナの中のイベントを取得する cxray を作った話を書いた。 cxray で現在取得できるイベントは次の4つ。 起動したプロセス 開かれたファイル TCPv4 での接続先 TCPv4 での network listener cxray のユースケースとして、生成されたイベントをホワイトリストとして定義し、別のモニタリングツールのルールなどに利用することを想定して...

Semaphore CI で BPF を使ったプログラムのテストをする

BPF を使うプログラムはコンテナで動かすには特権が必要であったり、Linux カーネルの特定のコンフィグが ON になっていないと(CONFIG_BPF=yとか)動かないなどあり、Circle CI や Travis CI のような有名どころの CI では十分にテストすることができない。 Semaphore CI は CI 環境として VM が提供されるので、Docker などの実行が可能である...

Profiling Event in Container With Cxray

前回は bcc を使ってコンテナ内の execve を取得する方法について書きました。 最近 falco などを使い、Kubernetes の Pod の安全性を高めているのですが、そのルールを定義するのが難しいと感じていました。 例えば NIST の Application Container Security Guide の 4.4.4 節では次のイベントが発生することを検知できるようにしたほ...